磐梯山登山マラソン 棚ぼたで2番
今日は磐梯山登山マラソンでした。受付8時でスタートが9時ということだったので、自宅を出たのが7時。ところが、今日は同じ猪苗代町で、磐梯山登山マラソンよりも後から実施が決まった猪苗代ハーフマラソン大会もあったんですね。猪苗代ICの500m以上前から渋滞。何とかICを出て、これで間に合うと思って安心したら、何と猪苗代ハーフマラソンの大会参加者駐車場が猪苗代スキー場とミネロの駐車場、猪苗代町内に入っても渋滞!ハーフマラソンの駐車場担当の警備員の方が駐車台数を数えていなかったようで、受付及びスタート場所のISK前100m前で全く動けなくなってしまいました。これでは間に合わないということで、Uターンししたの駐車場に…。ところがそこでも警備員の方がどのように駐車させようか相談し合いながらやっているもんだからモタモタ、モタモタ…。気持ちは焦るばかり…。何とか駐車し、人目も気にせずに着替え、シューズを履き、ザックを持ってISKまで猛ダッシュ!(今回のレースではあの区間が最も速かったと思います。)受付に着いたのが、スタート5分前。急いでゼッケンをつけ、サポーターをつけ、シューズの紐を縛り、スタートラインに立ったと思ったらスタート。心の準備が全くできませんでした。
こんな状態でのスタートでしたが、ここからがいよいよレースです。先週の赤埴林道試走では48分で足が止まってしまったので、今回はとにかく無理をせず、こまめに水分を補給しながら、自分のペースで走ろうと決めていました。でも、今回は先週の反省から今週のランを抑えて臨んだのがよかったようで、初めて林道の終点まで走りきることができました。しかもタイムは自分でも信じられない59分台!走るスピードは先週と同じぐらいだと思っていたのに…。この時点で順番はたぶん9番ぐらいでした。なぜ自分の順番が分かるかというと、この大会のエントリー数が35人ととても少なかったため、スタート後、自分の位置が把握でき、走りながら何人に抜かれ、何人抜いたか計算しやすかったためです。
赤埴林道から磐梯山頂までは、相当へばりましたが、抜かし抜かされしながら同じ順番で山頂に到着。弘法清水小屋から山頂までの登山道ですれ違ったトップの選手の話によると、ダントツトップで行った女の子が、山頂で折り返さず、リゾートスキー場方面へ行ってしまったとのこと。(山頂担当の係の人が私と一緒に山頂に着いたのですから明らかに主催者側のミスですね)この段階で自分の順番が8番だということが分かりました。山頂で1人の選手を休憩している間に抜かし、山頂から弘法清水小屋までの下りの登山道で2人を抜かし、私の順番は5番になりました。この段階で、左足首が痛くて踏ん張れないとか言ってられない状態になってしまいました。左足に負担をかけないようにしつつ、この順番をゴールまで何とか維持しようと逃げました。両脚のあちらこちらは、すでに赤埴林道を登りきった辺りから痙攣しはじめ、だましだましの状態でした。
登山道を抜け、ゴールまでの1~2㎞のスキー場の急な下りに入ると、50mほど前に4番目を走る選手が見えました。何とか追いつこうとかけ下ったのですが、前の選手も私に気づいたようで、一気にかけ下っていき、視界からまた消えてしまいました。「こんなに離されてしまうのか…。」と思いながらゴールし、記録を見たら、なぜか私が2番でゴール。その約1分後、3人の選手がゴールしたではありませんか。話を聞くと、私が前のランナーを見失った辺りでコースミスをしたとのこと。私の前を走っていた4番手の選手は3番手の選手が、3番手の選手は2番手の選手が見えて走っていたんでしょうね。それで3人ともゴールまでもう少しというところでコースミスをしてしまったのでしょう。トップの選手は私以上にコースを知っていました。やっぱり、このようなレースは、コースを熟知することが大切なのでょうね。コースを知っていたから、足が痛くても、「ここはこんな道、この次はこんな道、現在自分はこういう状態だからどう走る…」というようなことができたんだろうなと思いました。
タイムは、2時間44分16秒!目標タイムを大幅に上回ることができました。正直、今の自分にとってできすぎだと思いました。たぶん、安達太良トレイルレースで実感した、「バランスのいい走り」ができたのでしょう。そして、何よりも楽しかったです。(安達太良登山マラソンも、安達太良トレイルも、トレイルランの練習も…。)この楽しさ、ロードでは味わえません。
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